地域・学校と協働 地域の子どもの育ちを応援
地域の小学校の補修や土曜日の体験学習、さらには子どもたちを対象とした自然観察会や「命の授業」、ものづくりの楽しさを伝える交流学習など、さまざまな活動を通して地域とつながり、子どもたちの育ちを応援する「おじさんセミナー」。今度も、学校の悩みを持ち前の経験とアイデアで解決したと評判です。これは、中古テニスボールを学校の机やイスの緩衝材に活用し、不快な騒音を防止するもの。これまでは、学校の先生たちがカッターナイフでボールに切れ目を入れていたのですが、効率が悪いうえ、ケガの心配もあったといいます。この悩みを聞いた経験豊かなおじさんたちは、中古の工作機械の活用を考案し、行動開始。しかもテニスボールを効率よく穴をあけていく木枠も自作し問題を解決。地域の小学校から喜ばれています。「子どもの豊かな育ちのために地域と学校がともに協働する『コミュニティ・スクール』。そこにおじさんたちの豊富な経験を活かせていきたい」と、代表の内田さんはいいます。さまざまな分野で活躍してきたおじさんたちだからこそ、持っているアイデアや技術を地域に役立てること。そして「まだまだおもしろいことに挑戦したい」と、おじさんたちはますます意気軒昂に地域に貢献しています。
おじさんたちの取り組みはテレビでも紹介(CBCテレビ一報の取材)
中古の工作機械(ボール盤)を活用
一度に9個のボールを加工する木枠を手づくり
正確に丁寧に、作業
経験とアイデアで課題に挑むおじさんたち
地域の学校の修繕もお手のもの
ものづくりの楽しさを伝える体験学習も好評
消防署にも協力していただいた安全講話
田植えから餅つきまで。地元小学生の稲作体験も強力サポート
地元の自然観察や自然保護活動も積極的
三重県鈴鹿市おじさんセミナー