自由に、気ままに写真を楽しむサークル
赤く染まる夕暮れの海に浮かび上がる人物のシルエット、ハイヒールが描かれた壁の前の雑踏…。美しい風景やお祭りの光景、人物など、自由なテーマで思い思いに楽しむ「フォトフレンドTsu」のメンバー。40代から80代の初心者からベテランまで、17人が月に2回、敬和公民館に集まっています。展示会の案内や事務連絡の後、二つ合わせた机の周りにメンバーが集まりました。中心にいるのは、メンバーを指導する写真家の柴田ただしげさん。メンバーの作品一つひとつを講評。構図や色彩、濃淡の表現などをアドバイスしていきます。「撮りたいものを撮ってほしい。型にはまらず自由に楽しんでほしい」と、柴田さんはいいます。代表の若林さんによれば、敬和公民館の写真講座の受講者が自主講座として設立。以来、年1回の写真展や日帰りの撮影旅行など、元気に活動を続けています。風景や人物、スナップなど、それぞれのテーマはさまざまですが、「まずは、楽しく撮ること。それから感性を磨いて、自分なりの作品にしていきたいですね」とメンバーのひとりはいいます。撮影を通して感性を磨く皆さんの熱意が作品にあふれていました。
毎年写真展を開催するメンバーの皆さん
講師の柴田さんの講評に集まる皆さん
「ここはカットした方がいい」と構図をアドバイスする柴田さん
撮影の技術から心構えまで作品づくりをアドバイス
お互いの作品を批評し合うメンバー
講師の柴田さんの話に熱心に耳を傾ける皆さん
壁に描かれたイラストと雑踏の対比がおもしろい作品
梵鐘の撞木と背景の紅葉を写しこんだ作品
氷った滝をモチーフにした作品
夕暮れの防波堤に立つ人物をシルエットで配した作品
三重県津市写真サークル フォトフレンドTsu