英語で楽しむ国際交流
アメリカ新大統領の評価から尾鷲の「ヤーヤまつり」の話、地元の地名のウンチクまで、賑やかな英語が会議室に響いていました。尾鷲市中央公民館の小会議室で開かれている「大人のための英会話サークル SALAD BOWL」の一コマ。「英会話」というものの、テキストを開いての勉強ではなく、いたって気楽ないわば世間話のような楽しげな雰囲気です。「ワイワイと英語で楽しむ井戸端会議」と、藤田さん。規則もほとんどないアットホームな雰囲気ですが、唯一のルールが毎回一人5分程度、身近なトピックのスピーチをすること。サークルが発足して25年、市内の小中高校に派遣されたALT(英語指導助手)を囲んで、「ネイティブの講師との会話を通して異文化に触れることが一番の目的」といいます。現在、講師を務めるコートニーさんで14人目。お互いに自由に話すことで、楽しみながら異文化理解が深まっているそうです。旅行好きのメンバーも多く、ここでの会話が海外旅行をより楽しいものにしてくれることも魅力。スピーチ中に単語が出なくなってもメンバーがすかさず助け舟をだすなど、和気あいあいの雰囲気の中、メンバーは小さな国際交流を楽しんでいます。
30代から70代まで多彩なメンバーが会話を楽しんでいます
テキストもない自然で気楽な会話で交流
身近な話題を英語で話すメンバー
話が広がり地元の地名も解説
米国ユタ州出身の講師、コートニーさん
終始笑い声の絶えない雰囲気に会話も弾みます
砂時計を前にスピーチ
モノマネも飛び出し、会話が楽しく広がります
時に会食も楽しみながら交流
講師手づくりの「終了証書」
三重県尾鷲市大人のための英会話サークル SALAD BOWL(サラダボウル)