読み聞かせを通して子どもたちを笑顔に
通称“しんちゃん”。県内はもちろん、依頼があれば全国どこでも出かけて子どもたちに本の読み聞かせを行い、これまで絵本を読み聞かせた子どもの数はおよそ10万人。読み聞かせとの出会いは社会人になってから。知人の「読み聞かせをすると家の中の空気が変わる」という言葉に早速絵本。当時3歳だった子どもに読み聞かせをしたところ大受け。予想以上の反応に近くの公園で見ず知らずの子どもたちを相手に絵本を読み、回数を重ねるうちに「子どもの世界ってすごいものがありそう」と直感し、東京に事務所を開設し、読み聞かせの活動を開始。知り合いなどに声をかけて全国をめぐるようになったそうです。三重県での活動が増えたこともあって2004年に三重県に移住。以来、読み聞かせと講演を中心に活動を続けています。「大人の嘘を見抜く子どもたちに真摯に向き合うためにもいつも全力でぶつかっています。多くの大人がそんな子どもの世界を知り、意識をもつことで社会を変えることができるかもしれません」。これからさらに活動の場を広げ“しんちゃん”の夢はますます膨らんでいます。
菰野町から県内外各地をめぐるバイタリティーあふれる“しんちゃん”
三浦さんが最初に出会った絵本『るるるるる(五味太郎/偕成社)』
子どもたちの笑顔が広がる“しんちゃん”の読み聞かせ
どこへいっても大人気の“しんちゃん”
どんな絵本を選ぶかは、その場で判断
「夢や希望は想像力から生まれる」という三浦さん
読み聞かせの技術は長い実体験から習得
東日本大震災発生では被災地に絵本を提供、読み聞かせを行いました
三浦さんの活動はしばしばマスコミでも紹介
「子どもたちの想像力をはぐくみたい」と三浦さん
三重県菰野町NPO法人 ほがらか絵本畑