楽しく健康にサイクル文化を広める活動
「高校生の頃、趣味のバス釣りに行くために自転車に乗り始めたことがきっかけでした」と、いうのはメンバーの一人、前川さん。やがて風を切って走る自転車の魅力に惹かれていったといいます。熊野市サイクル協会は、そんな自転車好きの人たちが自然に集まってできたグループ。1999年には、市の体育協会の登録団体になり、以来「熊野フェスタ」ではサイクリング大会や鉄道とサイクリングをコラボした輪行「九鬼サイクリング」などを実施。自転車で走る魅力を伝えるイベントも開催。どちらのイベントも小学生から60代まで毎年多くの人が参加しています。また、今年で19回目となる国内有数の国際レース「ツールド熊野」では、熊野ステージを第1回目から運営。今では地元の700人以上がボランティアとして協力するなど、自転車を通して地域の交流を広げています。自らも伊勢道を自転車で走るイベントに参加し、その魅力にはまったという瀬戸さんは、「とにかく楽しく走ること、健康になれることが自転車の魅力」と話します。そして、「自転車を通して地域を元気にしていきたい」と、走り続けています。
毎回多くの人が参加する熊野市サイクル協会主催のイベントで自転車の魅力を発信
電車の旅とサイクリングのコラボした恒例の「輪行」
風を切って走る参加者たち
自転車の魅力を知る人が増えています
イベントに参加し快走する小学生。安全確保も充分
自転車を通しての交流もサイクル協会の魅力
丸山千枚田もコースに含まれる「ツールド熊野」
地元の人々の応援や協力が国際レースを支えています
「ツールド熊野」は国内外のチームが参戦する国内有数の国際レース
「ツールド熊野」開催に向けて準備に忙しい瀬戸会長(右)と前川さん
三重県熊野市熊野市サイクル協会