40年の伝統を守る地元のオーケストラ
「四日市の町に本格的なアマチュアオーケストラを…」という思いから生まれた四日市交響楽団。創設から40年、地域唯一のフルオーケストラとして毎年春に行う定期演奏会をはじめ、アマチュアオーケストラとしては珍しい「四日市市民オペラ」への参加やバレエとのタイアップ、さらには小編成による室内楽の公演など、精力的な活動を続けています。メンバーは、40年前の創設時からのメンバー5人を含む、15歳から70代までの65人。職業も多彩なメンバーですが、毎週プロの指導者を招聘するなど、熱心に練習に取り組んでいます。特に管楽器が充実し、ドヴォルザークやチャイコフスキーなどお馴染みの曲から、ロマン派を中心に古典から現代音楽まで幅広いレパートリーをもち、大作にも積極的にチャレンジしています。「アットホームな雰囲気のオーケストラで、みんな楽しく音楽に向き合っています」と、事務局の前岨さんはいいます。「活動を絶やすことなく、さらに50周年に向けて成長していきたい」と、メンバーは意気込んでいます。
定期演奏会でのメンバー(第39回定期演奏会/平成29年4月)
皆さん真剣に、楽しく。練習風景
毎週プロの指導者を招聘して練習
小編成の公演も積極的に開催
木管五重奏
弦楽四重奏
管楽八重奏
ピアノとフルート
トロンボーン六重奏
第39回定期演奏会
三重県四日市市四日市交響楽団