身近な風景を水彩で描く楽しみ
淡い色合いで描かれた古い家並みや満開の桜、あるいは燃え立つような紅葉に染まる山…。四季折々、身近な風景の多彩な美しさを水彩の絵の具で描く水彩画の数々。水彩画サークル「パレットクラブ」は、1998年の創設以来活発に活動を続けてきました。月に2回の活動は、基本的には近郊にスケッチにでかけ、厳冬期や盛夏期、天候状況によっては公民館で静物画などに取り組んでいるそうです。50代から80代まで18人のメンバーは、おしゃべりを楽しみながら毎回和気あいあいとスケッチブックに向かうといいます。代表の梶谷さんは、「津NHKギャラリーに展示してあった先代の講師、故・新開先生の作品を見て、私が描きたかった絵はこれだ!と、感じて」入会したと話します。また、「モチーフや表現もメンバーが自由に描けるのでとても楽しい」といいます。毎回、現講師の真弓先生の提案でスケッチの終わりには、先生が必ず全メンバーの作品を講評。メンバーの意見とともに的確なアドバイスが得られる機会になっています。市や地域の文化祭などのほか、銀行のロビーを利用しての展示など、発表する場も積極的に設けて精力的に作品づくりを行っています。また、春と秋には日帰りで遠方へのスケッチ行き(昼食会含む)も恒例で、楽しみの一つだそうです。自由に、そして楽しそうに絵筆を走らせています。
恒例の春のスケッチ行で作品を前にしたメンバーの皆さん(休み6名)
春のスケッチ行は、桜満開の君ヶ野ダム公園へ
真弓先生のアドバイスを参考に
思い思いの場所でスケッチ
遠方スケッチ行のお楽しみ「ランチタイム」
モットーは、「自由に楽しく描く」こと
次作へのやる気につながる真弓先生の講評
メンバーの作品1
メンバーの作品2
メンバーの作品3
三重県津市パレットクラブ