おしゃれで安全 手づくりの交通安全グッズ
平成30年中の三重県内の交通死者87人のうち18人が夜間歩行中の事故が原因。ウォーキングや買い物など、夜間外出時の交通安全対策としては反射タスキなどがお馴染みですが、三重県警察本部によると、夜間の交通事故で亡くなられた約9割の方が反射材を着用していなかったとのこと。そこで、四日市西警察署と四日市西地区交通安全協会、菰野町が連携し、交通安全グッズを手づくりしようという編み物教室を開催。菰野町を中心に40人が参加され、同交通安全協会女性部会長の北岡さんの指導のもと、反射毛糸を一部に編み込んだ帽子づくりに挑戦しました。町の広報を見てお友達を誘って参加した女性は「趣味の編み物が交通安全につながるので」と楽しそうに話していました。冒頭、西警察署・北林署長は「タスキだけでなく、身近なものに反射材を取り入れて交通安全につなげてほしい」とあいさつ。警察本部・伊藤交通部長も「趣味を活かして事故防止につながる取り組み」に大きな期待を寄せていました。最後は、この日の作品や参考のグッズを纏ってファションショーを行い、「反射材の着用が夜間の交通事故から身を守る」ことを実感されたようでした。
趣味の編み物を活かして交通安全グッズを手づくり
楽しそうに帽子づくりに挑戦
光る毛糸を編み込み、夜の歩行を安全にします
四日市西地区交通安全協会女性部長の北岡さんが指導
菰野町を中心に多くの人が参加
帽子に光る毛糸の帯ができるように編み込んでいきます
完成した帽子を試着
ベストやハンドウォーマーにも応用できます
帽子やネックウォーマーなどを着用して効果を確認
「取り組みをもっと広げたい」という北林署長
伊藤交通部長
三重県四日市市交通安全編み物教室